すももの栽培を広げた理由の一つは、樹上で完熟したスモモは買ってきたものとは比較できないくらい美味しいことでした。
すももは樹上で完熟すると傷みが早く日持ちしないため仕方ありませんが、メスレーなどは２～３日早取りするだけで甘さが全く違うものになってしまいます。
収穫してからすぐに食べずに追熟すれば甘味が出ますが、これも収穫が早すぎると追熟せずにすっぱいままで美味しくなりません。
買ったスモモしか食べたことがない方は、スモモはすっぱくて苦手という印象が多いようです。
稀には硬くてすっぱいのが好きという方も居られるようですが…。
と、いうことで自分で栽培しているスモモの美味しさを確認するためにも時々買ってみます。
今年買ったスモモは４種類で順に評価。
＊シンジョウ 和歌山産 少し小ぶりで、色は黄色～薄紅。 和歌山限定の品種。
甘さ酸味ともに良。久しぶりに買って美味しいのに当たりました。おすすめです。
＊太陽（その１） 山梨産 大きくて紫色で一見美味しそう。
硬めで少し追熟したほうが良いとのコメント付き。
いつまでたっても追熟せず、皮にしわがよるまで置いてもすっぱいままで廃棄処分。
＊太陽（その２） 長野産 これも山梨産と同じ。
＊貴陽 長野産 これも大きくて紫色で美味しそう。でも追熟せず太陽よりはましな程度。
高級品種で期待していただけに残念。
＊秋姫 長野産 大きくて薄紅～赤色。（写真） 柔らかく熟していたので買ってすぐに試食。
甘く酸味もあって美味しいけど、少し味が薄い？
買ったところが良くないのか、もっと高いのを買えばよいのか（結構な値段してましたが？）
栽培方法や流通など制約も多く難しいと思いますが、今回も自分で栽培していて良かったという印象でした。
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